慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)卒業を目指し、その学びを書きとめる当ブログ、今回の記事は三田の慶應義塾図書館に行ってみた、の書きとめです。
本記事は、
- 慶應通信生が大学図書館に行ってみた
- 三田メディアセンターに行ってみた感想
- 入学後32ヶ月目後半~33ヶ月目の振りかえり&34ヶ月目のToDo
の3本を書きとめて参ります。
私は慶應通信 文学部 第2類(史学)で学ぶ40代中年オヤジ。平日はサラリーマン、休日は大学生。人の倍の人生を楽しんでいます。
今回の書きとめは、初めて慶應義塾大学 三田メディアセンター(図書館)に行ってみた感想、です。
私は慶應通信に入学後、全く大学の図書館を利用していませんでした。しかし、自宅近くの図書館だけではレポート作成に必要な文献が揃わず、悩んでおりました。
今回は「なんとなく敷居の高さを感じて敬遠していた大学の図書館に行ってみた」、の書きとめです。
慶應通信生が大学図書館に行ってみた
慶應の通信生は通学生と異なり、大学図書館で出来ることはごく限られています。
ざっくりと言えば、「入館して本や資料を読む」以外のことはほとんどできません。本を借りたり、購入希望を出したり、ということはできません。詳しくは、「慶応義塾大学メディアセンター」のWebサイトをご覧ください。
こうした制限に敷居の高さを感じる私。(もしかして通信生は図書館利用を歓迎されていないのではないか?)などと思い、今まで近寄り難さを感じていました。
ところがレポート作成を進める中、どうしても自宅近くの公共図書館では借りることのできる本に制限があります。そこで思い切って大学の図書館を利用してみることにしました。
さて、実際に行ってみますと、通信生は特別制限もなく、入口のバーコードで学生証を読み取らせれば簡単に入館できました(内心、入場ゲートが開かずに警備の方に呼び止められるのではないかとビクビクしていました)。
行ったのは土曜。中に人は少なく、とても静か、若い方が多かったです(そりゃそーだ)。
入館してからもドキドキしていましが、20歳前後の未来ある方々が真剣な面持ちで学習(ないしリラックス)されていらっしゃる中、40代オヤジが挙動不審では目立ってしまいます。堂々と検索機らしきものを見つけて、お目当ての図書を探します。
(おっと、なんだこの旧式のキーボードは…)などと失敬な考えが頭の片隅に浮かびつつ検索すると、読んでみたかった文献は3冊ありました。しかし、調べてみると1冊は貸し出し中で日吉キャンパスにしかないことが分かりました。なお、この日に閲覧できた他の2冊とも日吉キャンパスにもありました。(むむ、、、三田ではなく日吉に行くべきだったか)と反省しつつ、他の2冊の置き場をメモします。
2冊はそれぞれ地下1階と2階にありました。分かりやすく数字とアルファベットを組み合わせた順番で並んでいますので、お目当ての文献を比較的簡単に見つけることができました。
比較的簡単に?
そう。文献の置いてある棚はすぐにわかったのですが、アルファベットの大文字小文字の使い方に慣れず、文献を探しあてるまでに少々時間がかかりました。もっともすぐに要領をつかむことができましたので、次からは簡単に探すことができます。
地下1階、2階とも閲覧スペースとして机と椅子が用意されています。そこで昼過ぎから閉館まで、お目当ての2冊にじっくり目を通すことができました。
本当は借りて家で読みたいのですが、今の私には借りる権利がありません。(閉館の18時まで)と思って読み進めていますと、17時20分くらいに館内放送が流れました。
なんと、地下は17時半に閉めるとのこと。もう少し読みたい、、、というところで切り上げて1階に戻りました。
閉館まで少し時間があったので1~3階をプラプラと散歩してから帰りました。勉強机が驚くほどたくさんあります。平日、特に試験前などはこれでも満員になるのでしょうか。土曜日の閉館前ということで、私が行った時には閑散としておりました。
三田メディアセンターに行ってみた感想
結論を申しますと、「もっと早く利用していればよかった。日曜は閉館しているので、これから土曜は図書館の利用機会を増やそう。」です。
以下、良かったことを「3つ」列挙します。
●集中して学習ができる
静か・他の方々も集中して学習中、圧倒されるほど豊富な書籍量、という環境でとても集中して読書をすることができました。
私の場合、公共図書館では集中して勉強に取り組めないのですが、この図書館では周りを気にせずに集中できました。きっと(周囲の人々も私と同じようにレポート・論文作成に励んでいらっしゃんだ)という私の中のイメージが、私の気分をのせてくれたものと思います。
それと地下の閲覧室はわりと一人一人のスペースが確保されていることも良かったです。もっとも地下の閲覧室はイマイチ机がしょぼかったです。(勤務先は社員のことを考えて良い机を用意してくれているのだなぁ)などと全く関係ない方向から勤め先に感謝の気持ちがわきました。
●単純にたくさん書籍があって楽しい
これは初回の物珍しさが手伝った面が大きく、その内飽きるかもしれませんが、大好きな歴史関係の書籍が大量にあることにワクワクしました。
先に「集中できた」と言っていましたが、休憩中、何気なく眺めた書棚に陳列されている書籍のタイトルが気になり、手に取ってみたところそのまま立ち読みに耽ってしまう、という時間もありました。
もっともこれは今後良し悪しがあろうかと思います。レポート作成において、広く文献に目を通すことと、あちこち目線が飛んでまとめきれないことが紙一重ですから。
とはいえ今は(私の知らない大量の知が手の届くところにたくさん眠っている)という感じに感動してしまいました。(よし!やるぞ!)とモチベーションアップになっています。
●家で書籍の検索ができる
これは図書館に行ってみてから気がつきました。三田メディアセンターのWebサイトで資料検索をすれば、自宅でもお目当ての文献がどこにあるか(ないか)すぐに分かります。
そのため、自宅で文献の有無を確認した後に図書館へ向かうことができます。次回からはこのWebサイトを積極的に使おうと考えいます。
こうして考えていると、私が20歳前後の時に通っていた母校の大学で一度も図書館に行かず卒業したことが悔やまれます。きっと母校も素敵な図書館があったはずで、本当にもったいないことをしました。
三田の図書館は平日は22時まで空いていますので、レポート作成のヒント探しや最後の一歩(もう少し論理を補強したい)ときなどにも活用しようと思います。もっともそんなに早く(?)会社から帰れないのですが…。
入学後32ヶ月目後半~33ヶ月目の振りかえり&34ヶ月目のToDo
最後は恒例の「最近の私の学習状況」と「直近のToDoリスト」を書きとめてまいります。
●入学後32ヶ月目後半~33ヶ月目の振りかえり
- 『東洋史概説Ⅱ』のレポート提出 … 3割程度の作成進捗です
- 『西洋史特殊Ⅲ』のレポート再提出 … 全く着手できず
- 『体育理論』の科目試験準備 … 来週6/29(土)~30(日)にがんばります
●入学後34ヶ月目のToDo
- 『体育理論』の科目試験
- 『東洋史概説Ⅱ』のレポート提出
- 『西洋史特殊Ⅲ』のレポート再提出
2024年度第Ⅱ回科目試験は『体育理論』のみです。なんだか前回の科目試験からあっという間のような、長いような、不思議な時間間隔です。なお、『体育理論』のレポートは「合格」でした(ヤッタネ!)
卒業までに取得が必要な単位 … 残り52
教職コース履修完了までに取得が必要な単位 … 残り53
今回は初めて大学図書館に行ってみた、に関する書きとめでした。
三田キャンパスの図書館利用の話でしたが、お目当ての文献次第では日吉キャンパスにも足を運んでみようと考えています。
何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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