今回の記事は「不要と思っていた外国語科目のレポート提出が必要だったことに気がついてボーゼンとした」という内容を書きとめてまいります。
仮認定科目とは?
慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)の学士入学者には仮認定というものを受けることができます。 仮認定を受けるとレポートを提出することなく、いきなり科目試験を受けることができます。もちろん科目試験に 合格すれば単位を修得できます。対象科目は必修外国語のみです。必修外国語は英語・ドイツ語・フランス語の3つから選択します。
この仮認定は願書出願時に希望しておかなければなりません。私は願書出願時に仮認定について何のことか全く理解していなかったものの、(レポート提出が免除になるんだ、ふーん、ラッキー)程度の気持ちで、仮認定希望にチェックを入れて願書を提出していました。その後、すっかり仮認定のことを忘れていたのですが、学士入学が認められたことで、「必修外国語はレポート提出が不要」という頭でいました。
科目試験受験申込機会がやってきた!
私は2021年10月半ばに学士入学で慶應通信に入学しています。それから約1ヶ月半後の11月下旬、初めての科目試験受験申込機会が訪れました。科目試験はレポートを提出して合格しなければ受験することはできません。私はこの受験申込機会までにレポートを1科目も提出できませんでした。そのため、科目試験の受験資格がない状態ですが、必修外国語は仮認定を受けているのでレポート提出不要で科目試験を受けることができる、と思い込んでいました。そのため、(まずは専門教育科目の前にさっさと英語だけ終わらせておくか)と考え、kcc-channelという慶應通信が提供しているシステムを使って受験申込をしようとしました。
私は入学時に英語を選択しています。高校生の頃、慶應義塾大学の英語過去問を見て、(こりゃとても合格は無理だ)と思ったのはもう20年以上も前の話。普段、仕事でもプライベートでもほとんど英語は使いませんけれども、少しづつ社会人になっても英語の勉強を続けていたので英語力はTOEIC 700点前後は維持しています。科目試験時期は22年1月中旬です。(いきなり試験はさすがに無理でも1ヶ月半かけて試験対策をすれば何とかなるのでは???)と甘い考えで受験申込にとりかかります。
学士入学 = 仮認定 ではない!
初めての受験申込、kcc-channelの触り方を覚えつつ進めている中、ふと頭の中をある考えがよぎります。
(本当に自分は仮認定を受けているんだっけ?)
何で調べればよいのかすら分かりませんでしたが、10月半ばに届いた入学許可通知という書類の存在に気づきました。さっそく押し入れの奥から取り出して書類を確認します。するとしっかり記載がありました。
仮認定科目はありません。
え?
仮認定科目はありません。
ええっ?
仮認定科目はありません!!!
ええー--!????
というわけで学士入学が認められることと仮認定を受けることは全く別の話だと分かりました。仮認定を受けることができる基準は分かりません。願書提出時に卒業した大学の成績表を提出しています。そこでの語学の成績が仮認定の合否判定基準なのだろうと思います。なお、大学の成績表は未開封のまま願書に同封して提出しなければなりません。そのため、20年くらい前に自分が母校で認定された評価を全く覚えていない上に、改めて確認もしていません。ただ20年くらい前はとても英語が苦手だったのでほとんどが「可」で1~2個「良」があった程度だったのではないか、と思っています。仮認定が受けられなくて当然ですね。
仮認定が通っておらず、必修外国語科目のレポート提出が必要であることが分かった時点ではショックでしたが、今は気を取り直して「英語Ⅰ」のテキストも読み進めています。もっとも21年12月現在、力を入れている科目は「東洋史概説Ⅰ」なので、英語の方は隙間時間に例文暗記をしているくらいです。英語のレポートも課題を見ると非常に難しいです。くじけず、コツコツと取り組んでまいります。
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