慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)卒業を目指し、その学びを書きとめる当ブログ、今回の記事ははじめて提出したレポートが不合格だった、というお話です。
本記事の書きとめは、
- レポート提出から返却までの過ごし方
- レポート不合格理由
- レポート不合格後の気持ち
の3本です。
レポート提出から返却までの過ごし方
2022年2月12日(土)、はじめて慶應通信のレポートを提出しました。科目は「史学概論」です。
通常1週間、長くても2週間でレポートは返信されると認識していました。そのため、1週間を過ぎたあたりから毎日レポートの評価進捗をチェックしていました。しかし「添削中」のコメント続きでした。
ようやくレポート評価の記述が変わったのが、3月23日(水)。結果はタイトルの通り、不合格でした。
レポート課題は転載・複写などが禁止のため詳細に触れることはできません。なので皆さんに私の書いたレポートを評価いただくことはできないのが本当に残念です。ただ今回提出した「史学概論」のレポートは、個人的に記載内容には満足いくものであったため、合格の自信はありました。
(多分合格するだろう)と思っていたので、このレポート添削期間は「日本史概説Ⅰ」の指定テキストとレポートに取り組んでいました。しかし結局「日本史概説Ⅰ」のレポートはおおよそのアウトラインが出来たくらいでまたもや苦戦中。
今の私のレポート作成状況は以下の通りです。
- 史学概論 … レポートを提出するも不合格
- 東洋史概説Ⅰ … 半分程度レポート作成も、行き詰まったために中断中
- 日本史概説Ⅰ … アウトライン(目次のようなもの)のみ作成済
慶應通信生になって半年が経過しようとしています。まさかレポートが1つも合格できない、いや、提出できたレポートですら1本止まりで新年度を迎えるとは、入学当初には想像もしていませんでした。
慶應通信卒業までの遠い道のりを実感します。
レポート不合格理由
レポート不合格の理由は「レポートとしての形式・構成ができていない」でした。
レポートの内容そのものには「良かったと思う」と指導教員の方に評していただきましたので、この点はホッとしています。
しかし、レポート提出前の情報収集段階で、「レポートのルールを守っていないために不合格になるものが相当ある」と知っていながら、そのミスをしてしまうとは思いませんでした。
知っていることと実践できること、この両者の大きな隔たりを実感する学びとなりました。
レポート不合格後の気持ち
今回のレポート添削では、どこが悪かったのか、に加えて、私が提出したレポートに欠けていた視点までご指導いただけました。こんな一介のCG(中年学生)に、こんな懇切丁寧に指導してくださる。心から感激しました。
また、今回の指導により、レポート再提出に際し、どういう面を補強して調べ、記述すれば良いのか、具体的なイメージができ、レポート作成意欲も高まりました。
正直なところ、レポート課題のフワッとした感じにまだ慣れず、(何をどうまとめて書いてよいか分からない)手探り状態が続いています。ゴールが見えるようなご助言は本当にありがたく感じました。
またしても失敗したわけですが、学びをまとめるとこんな感じです。
- レポート作成ルールの奥深さを実感できた
- 教員の熱心なご指導に心を打たれてやる気が出るとともに、自分も手を抜けないな、と心新たにした
- 教員の指導の下、史学概論のレポートをどのようにまとめれば良いのか、自分なりの道筋をイメージできたことで一層学びの意欲が高まった
- あきらめずに(今できる限りのことはやった)と思ったらためらわずレポートを出す。すると次の道が見える
改めて論文作成における今の私のバイブル、『レポート・論文の書き方入門』(河野哲也著)を読み直しつつ、再提出に向けて課題図書・参考文献を読み直しています。
そろそろ明日3月28日(月)より、22年春受験者の方々に合否判定通知が届くころではないでしょうか。
入学後に一つもレポートを合格できていない私。とても先輩面はできませんが、ともに学ぶ仲間がまた増えることを嬉しく思っています。それと同時に自分の力をもっと磨かねば、とも感じる日々です。
何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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