a-4.Amazonレビュアーランキングが#3,455になりました

a.amazonレビュー

 2021年3月25日に「4年かけてamazonレビュアーランキングがようやく#3,995になりました」と投稿しました。それから約2か月後の5月16日現在、ランキングが#3,455まで伸びました。

 私は(1レビューあたりの「参考になった投票」数が高いほどランキングが上がるのではないか?)と考えていました(つまり、1レビューあたりの平均「参考になった投票」数がamazonレビュアーランキングの重要な要素だと思っていました)。そのため、1レビューあたりの「参考になった投票」数が下がるのを恐れて少しづつレビューを公開していました。しかし、(本当にその考えは正しいのか?)と考え直した結果、「amazonレビュアーランキングは、1レビューあたりの「参考になった投票」数とは全く関係がない」と私は結論づけました。今回はその思考過程を記事にします。

私のamazonレビューの状況

 2021年3月25日時点と5月16日現在の私の投稿状況は下記の通りです(公開名は「obudon」、なぜこんな名前にしたのか自分でも思い出せません)。

過去
21年3月25日
現在
21年5月16日
レビュアーランキング#3,995#3,455540
レビュー公開数9510712
参考になった投票49953435
(参考になった投票÷レビュー公開数)5.25.0-0.2
パーセント参考100%100%

「パーセント参考」は何度ネットで調べても何のことだか分かりません。いったい何の指標なのでしょう?

ベストレビュアーランキングの考察

 記事の最初に述べています通り、私は心密かに(1レビューあたりの「参考になった投票」数が高いほどランキングが上がるのではないか?)と考えていました。ところが私の場合、2か月で1レビューあたりの「参考になった投票」数が5.2から5.0へ下がったものの、ランキングは#540アップしました。そのため、「レビュー公開数」や「参考になった投票」の絶対値もランキングに加味されているのだろう、と推測し直しました。

 興味があったので私のランキング前後#20とトップレビュアーの方々の値を調べてみました。各グループとも概ね「カスタマー数=20点」でくくっています(トップ10のみ10点)。

【レビュー公開数】

レビュアーランキング平均最大最小
#1~103,68511,690849
#100±10 (#91~101)1,6724,059172
#500±10 (#491~501)1,0173,36161
#1000±10 (#991~1010)8692,312133
#2000±10 (#1991~2010)6392,31398
#3000±10 (#2991~3010)3341,03443
#3435~3454305904118
#3455 (私)107107107
#3456~34754301,15989
#9981~1000022397335

 「レビュー公開数」は平均と最大を見ますと傾向的に多いほどランキングは高いと言えそうです。コツコツと投稿することが大切のようですね。ただし、最小を見ますとちょこちょこ「レビュー公開数」の少ない方でも上位にランクインしていらっしゃいますので、ランキングに影響を与えるのはその他の要因の比率も大きいようです。

【参考になった投票】

レビュアーランキング平均最大最小
#1~1023,04158,5375,309
#100±10 (#91~101)8,25024,2513,183
#500±10 (#491~501)4,73212,9381,193
#1000±10 (#991~1010)4,12517,8281,322
#2000±10 (#1991~2010)3,15418,285773
#3000±10 (#2991~3010)1,5647,296588
#3435~34541,6724,670520
#3455 (私)534534534
#3456~34752,0507,454577
#9981~100008534,833334

 「参考になった投票」も平均を見ますと「レビュー公開数」同様に多ければ多いほどランキングは上位になっています。面白いことに「レビュー公開数」と違って最小を見ますとこちらもランキングが高いほど数が多いです(#500前後と#1000前後は逆転しています)。「レビュー公開数」が少なくともランキング上位には食い込めますけれども、「参考になった投票」が少ないとランキング上位にいくことは難しそうです。信用できるレビュー=「参考になった投票」数が多いもの、とamazonは考えているのではないかと考えますと、この点はしっくりと納得できます。

【参考になった投票÷レビュー公開数】

レビュアーランキング平均最大最小
#1~1010.027.32.5
#100±10 (#91~101)9.251.71.1
#500±10 (#491~501)11.0112.11.9
#1000±10 (#991~1010)6.935.10.7
#2000±10 (#1991~2010)7.018.01.2
#3000±10 (#2991~3010)7.940.31.0
#3435~34546.723.11.6
#3455 (私)5.05.05.0
#3456~34756.013.81.7
#9981~100004.915.31.6

 こちらはAmazonのランキング表には出ていない指標です。私が(ランキングに影響があるのではないか?)と考えて勝手に集計してみました。結果、私の予想はハズレです。どうも1レビュー公開数あたりの「参考になった投票」数はランキングに全く考慮されていないようです。「レビュー公開数」を積み重ねて「参考になった投票」を稼ぐ、というのがランキング上位に食い込むための王道手段に思えます。

【パーセント参考】

レビュアーランキング平均最大最小
#1~1096%100%92%
#100±10 (#91~101)94%100%81%
#500±10 (#491~501)92%100%73%
#1000±10 (#991~1010)88%100%75%
#2000±10 (#1991~2010)86%98%59%
#3000±10 (#2991~3010)91%100%71%
#3435~345487%100%59%
#3455 (私)100%100%100%
#3456~347585%99%76%
#9981~1000087%99%64%

 このなんだかよく分からない「パーセント参考」はまぁ平均を見ますと確かに値が高いほどランキングは上位だとは言えそうです。もっともどういう計算に基づく結果の値なのか分かりませんので私は対策のしようがありません。

まとめ

 今回の調査の結果、Amazonレビュアーランキングで上位に食い込むためには「たくさんレビューを公開して、たくさん「参考になった投票」ボタンを皆さんに押してもらうことが極めて大切である」という当たり前のことが分かりました。

 今回の調査をするまで私は『1レビューあたりの「参考になった投票数」が高いほどAmazonレビュアーランキングが上がるのではないか?』という仮説を持っていました。そのため、一時期は(Amazonレビュアーランキングを上げるために「参考になった投票」がゼロのレビューを全て削除したらどうだろうか?)と考えていました。ところが仮説に反し、1レビューあたりの「参考になった投票」の数は全くAmazonレビュアーランキングに関係がなさそうでした。そのため、今後は恐れずレビュー公開をドンドンやっていこうと思います。だいたいからして、私はamazonレビュアーランキングを上げることが目的でamazonレビュー投稿を続けているわけではなく、「読んだ本の内容をアウトプットして記憶に定着させるため」、そして、「自分の意見が評価されると単純に嬉しい」からやっています。あまり邪な(?)思いにとらわれず、今後も素直な感想を投稿するように心がけて参ります。

 何かの参考になりましたら幸いです。

コメント

  1. なかさん より:

    公開数0 参考数0でも
    ランキングに入っている方がおりますね。

    ランキング入りしてからの削除でしょうかね?

    • なかさん、コメントを下さりありがとうございます。
      本当にamazonレビュアーランキングは不思議ですね。
      公開数、参考数ともに0でランクインしている方は、
      アカウントを削除された直後であるなど、
      何か事情があるのかもしれないですね。

  2. 通りすがり より:

    パーセントは、5年ぐらい前まであった「参考にならなかった」投票のなごりです。
    そのレビューを不快に感じた業者等が、組織的に投票操作をする事が多くなったので、廃止されたシステムです。
    いわゆる「+」投票と「-」投票の比率を示しています。

    • なるほど!
      全く存じ上げておりませんでした。
      貴重な情報をありがとうございます。
      パーセントが廃止されたことで、
      今はパーセントはレビュアーランキングに全く影響はないのでしょうね。

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