K-40.慶應通信、必修外国語(その2:英語Ⅱレポート合格ほか)

K.慶応義塾大学 通信教育課程

 慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)卒業を目指し、その学びを書きとめる当ブログ、今回の記事は必修外国語の取り組み進捗、の書きとめです。

本記事の書きとめは、

  • 慶應通信の英語の概要
  • 慶應通信の英語に対する私の取り組み状況
  • 慶應通信の英語と私の英語力

の3本です。

 ところでおそらく今月9月末ごろ、2022年10月入学の結果発表です。

 私が合格通知を受け取った日付が 2021年9月29日

 あれから一年。

 まさか単位を1つもとれないまま2年目を迎えることになるとは夢にも思いませんでした(泣)

 

慶應通信の英語の概要

 慶應通信は必修外国語と呼ばれる科目の単位を取得しないと卒業できません。

 これはどの大学も、通学制・通信制に関係なく同じだと思います。

 慶應通信の場合、必修外国語の選択肢は以下の3言語です。

  • 英語
  • ドイツ語
  • フランス語

 私はドイツ語、フランス語とも馴染みが全くなかったので、迷わず英語を選択しています。

 英語を選んだ場合、必修外国語科目は以下の6科目から選択して単位を取得します。

  • 英語Ⅰ (2単位)
  • 英語Ⅱ (2単位)
  • 英語Ⅲ (2単位)
  • 英語Ⅶ (2単位)
  • リーディング (1単位)
  • ライティング (1単位)

 6科目で合計10単位。ここから8単位を取らなければなりません。

 英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅶはテキスト科目です。テキストで学んだ後、レポートと試験に合格して単位を取得します。

 リーディングとライティングはスクーリングと放送授業(今年度で中止。2023年度以降はメディア授業になる模様)の2通りの単位取得方法があります。

 同じリーディングという科目でも、実際に大学に通うスクーリングと放送授業では内容が違うらしく、スクーリングと放送授業、それぞれ1単位ずつ(計2単位)取得が可能なようです。ライティングも同様です。

 学士入学の私の場合、卒業のために取得しなければならない8単位の組み合わせは以下となります。

  • 4or6単位  … 英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅶ
  • 4or2単位  … リーディング、ライティング 

 続けて私の取り組み状況(計画)を書きとめます。

慶應通信の英語に対する私の取り組み状況

 私にとって一番の考えどころは、(英語Ⅳ、Ⅴ、Ⅵはどこに行きましたの?)ではありません。

 月の残業時間が100時間近い中年サラリーマンおやじが私の正体。なるべく時間制約の少ない方法で単位を取得したいと考えています。そのため、私は下記で8単位をそろえることにしました。

学び方科目単位私の選択私の取り組み計画
テキスト英語Ⅰ英語Ⅶのあとにレポート作成予定
英語Ⅱレポート合格済、22年10月科目試験受験予定
英語Ⅲ× 選択しない
英語Ⅶレポート作成中、23年1月科目試験受験を目指す
スクーリングリーディング× 選択しない
ライティング× 選択しない
放送/メディアリーディング現在履修中、22年10月に1回目の科目試験を受験予定
ライティング23年度履修予定
合計8

 実は22年7月科目試験において、自信満々だった「史学概論」が不合格となり、専門科目に取り組む意思が減退していました。

 そこで8月下旬以降、この1ヶ月弱は集中して英語に取り組んでいます。

 最初に着手したのは「英語Ⅱ」です。8月末に「英語Ⅱ」のレポートを提出しました。英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅶはすべてレポートを2回提出して合格しなければなりません。私は8月末に「英語Ⅱ」のレポートを2回分提出、9月19日(月)今日現在、レポートが合格したことを知りました。

 「英語Ⅱ」のレポートを提出してすぐに「英語Ⅶ」のレポート作成に取り組んでいます。9月19日(月)今日現在、レポート2回分の内、最初の1回分だけ提出し、残り1回分を作成しています。

 「放送授業 リーディング」は2022年4月に開講、年末12月まで続く長丁場です。こちらは単位取得のため、レポート1回&科目試験2回に合格しなければなりません。英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅶはレポート2回&科目試験1回で単位取得です。私の場合、レポートは提出済、科目試験は1回目を2022年10月、2回目を2023年1月に受験予定です。

 最後に慶應通信 英語のおおざっぱな難易度を説明するため、私が四苦八苦している状況を書きとめます。

慶應通信の英語と私の英語力

 私のTOEIC点数は600~700点程度です。リスニングとリーディングであまり得点差はありません。どちらも300~370点程度です。両パートそれぞれの過去最高得点同士を組み合わせても700点台後半には届きません。

 大学受験時代、英語の偏差値はたしか50~55くらいとかなり足を引っ張ってくれる科目で苦労しました。大学入学後は全く勉強せず、大学卒業時点のTOEIC受験結果は400~500点程度でした。以降、勤め先ではほとんど英語を使わず現在にいたります。

 とは言え、ある程度の英語力は勤め先から求められます。若い頃はそれでも「英語力と仕事力は関係ないさ」とほったらかしにしていました。けれども30代に入り、何度も上司から「このままでは君に将来はない」と強く突き放されましたので、2~3年間だけ英語に取り組みながらTOEICの点数を200点ほど伸ばし、以降も時おり英語に触れながら今もその英語力を維持しているという感じです。

 英会話は全くできません。

 街中でふいに話しかけらた場合、相手の言っていることの50%程度は理解できます。しかし、自分で英語を話すことは全くできず、(どう言ったらいいんだ?)とその場で固まってしまうレベルです。

 そんな私が感じた 慶應通信 英語 の難易度は下記の通りです。

  • 英語Ⅱ … ちょっとだけ易しい
  • 英語Ⅶ … ちょうど良い難易度
  • 放送授業 リーディング … 結構難しい

 順番に書きとめます。

英語Ⅱ

 英文法と英作文が主体です。

  • 知らない単語がほとんど出てこない
  • 英文法は(苦手な英語という中の1ジャンルとしては)得意な部類だった

 ということもあり、やや易しく感じました。

 とはいえ、日常会話文を作る英作文には苦労させられています。こちらはコツコツと決まり表現を覚えて迫る来月10月の科目試験に備えています。

英語Ⅶ

 長文読解です。

  • 知らない単語や熟語が1ページに2~5個くらい登場する
  • 一文一文の読解はそれほど難しく感じない
  • 80ページほどの英文を読み通すのは初めての経験
  • 難しい文章、表現にしっかり日本語の説明がついている

 でちょうどよい難易度だと感じています。

 冒頭10ページほど読み進んだところで(英語を読む自分の姿)に酔ってきました。

 酔った勢いで『オックスフォード現代英英辞典 第10版』を買い、テキストの横に置きながら英文を読んでいるとなんだか自分がとてつもないインテリになった気分がして参ります。

 取り組んでいて楽しい、という点も「ちょうどよい難易度」と感じることに一役かっていると思います。

放送授業 リーディング

 『英米短編傑作ライブラリー I There Will Come Soft Rains and Other Stories』 九頭見一士編注、金星堂(2015 年)という本を8ヶ月かけて2ページずつ程度、毎週毎週読み進めていきます。

 この本はイギリス、アメリカの著名作家による短編作品集です。

  • 知らない単語や熟語が1ページに10~15個くらい登場する
  • 英語で小説を読む経験が初めて

 ということで予習時には非常に苦戦しています。出てくる単語がビジネス英語とあまりに異なるため、TOEICが学習の中心だった私にはとても難しく感じます。

 毎週パソコンを使って講師の方の解説を聞きますと(なんでこんな簡単な文章を訳せなかったんだ?)と不思議ですが、自習時にはあまりの意味不明さにイライラしてテキストを壁に投げつけたくなります。

  • 予習時になんとか文の構文だけはつかんで大意を理解しておく(でも指示語でだいたい迷子になるので物語の筋を追えていない印象が残る)
  • 毎週解説を聞いて内容を理解する
  • 解説を聞いた直後にもう一度自分で読み直して訳してみる
  • その後に次週分を予習する

 だいたいこのような進め方です。

 全部で12の物語が収録されています。1つの物語の分量は4~15ページとばらつきがあります。

 私が難しく感じるのは、各物語の最初の2ページです。だいたいどんな話なのか最初の2ページでわかるので、3ページ目以降は予習が比較的楽、といった感想を持っています。

 卒業までに取得が必要な単位 … 残り84 (入学後に取得した単位はゼロです)

 何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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