K-2.2021年3月30日、慶應通信から不合格通知を受け取りました

K.慶応義塾大学 通信教育課程

 慶應義塾大学 通信教育課程 文学部第2類(史学)への2021年4月入学を目指し、3月4日に願書を出願、3月30日に不合格通知を受け取りました。このブログは慶應通信での学びをアウトプットすることでより学びを深めたいと考えて開設しました。ただ残念ながら不合格だったため、ブログの方向性を変更しようと思います。なんとも情けない限りです。

 さて、この記事では私が不合格になった理由を書きとめます。

 提出した3本の論文が一定水準に達していなかったことがその理由の全てであることは分かり切っています。しかし、私が提出した論文内容の考察はもう少し気持ちを整理してから改めて記事にします。

 この記事では不合格通知を受け取った直後の今、出願時を振り返って(こうしておけば良かったな)と反省する点を素直に書きとめます。

【閑話休題】

 アイキャッチ画像が夜空である理由は写真の名前が「手を伸ばせばつかめそうな宮古島の星空」だからです。意味が分からないでしょうからもう少し説明させてください。

 アイキャッチ画像はいつもPAKUTASOさんにお世話になっています。検索ワードに「バツ」と入れて写真を探しました結果、「手を伸ばせ『ばつ』かめそうな宮古島の星空」がヒットしました。不合格通知を受け取り、落ち込んだ気持ちがこの洒落(?)により少し救われたような気分がしまして、そのまま採用しました。

論文の書き方の基本を間違えた!

 慶應義塾大学 通信教育課程(以下、慶應通信)へ入学するためには英語・数学などの学力審査も面接もありません。全て書類審査で決まります。その書類審査の内、恐らく最大のウエイトを占めるものが「志望理由書」です。この「志望理由書」は次の三つの問題に回答するものです。

 1) 志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。

 2) 自分の学びたい学問領域に関わる書物を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、あなた自身の視点から詳しく論評しなさい。

 3) なぜ慶応義塾大学の通信教育課程を選んだのかについて述べなさい。 

 これら1)、2)、3)は全て文字数制限があります。1)と2)が720字、3)が150字です。「志望理由書」には1)~3)の各問題に対し、それぞれの文字数制限に合わせた方眼紙タイプの回答欄が用意されています。ここに1文字1文字、自分の回答を横書きで手書きしていきます。

 私はまずパソコンのWordファイルで作文した後、それを見ながら内容を「志望理由書」へ書き写しました。その際、”」”と”。”を一マスに入れるべきところ、別々のマスに記入してしまいました。間違えた行(ちなみに1)と2)は横30マス×縦24マス、3)は横30マス×縦5マスです)の最後まで書き写して気が付いたのですが、わりと改行した最初の方に間違えてしまったので、修正するためには20マスほど修正液を使わなければなりません。30分くらいどうするか迷いましたが、結局修正液を使用せず、マスの使い方を間違えたまま、「志望理由書」を提出しました。

修正液を使ってしまった!

 上記のマスの使い方に失敗していることに気づいた後、しばらく休憩してから再度書き写し作業をすれば良かったと今は反省しています。ただ「志望理由書」を作成している時には一刻も早くこのプレッシャーから逃れたくて、そのまま転記作業を続けました。ところが先のミスの動揺がそのまま転記作業に反映されてしまい、3文字ほど漢字を誤記入しました。「志望理由書」は黒か青のボールペン指定ですから止むを得ず全て修正液で直しました。

選んだ書物が優しすぎた!?

 問題2)で私が選んだ書物は 『日本の歴史【6】江戸時代』 深谷克己著/岩波ジュニア新書 でした。岩波ジュニア新書と書かれています通り、小学校高学年から高校1~2年生あたりの年代を想定読者層と設定していると思われ、文章はとても平易で読み易いです。この本は9冊のシリーズものです。大学で史学を深く勉強する前に通史をおさらいするにもってこい、と考えて20年秋くらいから年末までに9冊全て読み終え、その中で一番気に入った一冊を選びました。ただこれから大学に入って史学を修めようとするにあたり、この選定は果たしてどうだったのか、と今は考えています。

 慶應通信の不合格通知を受け取った今、後悔していることとして、論文の書き方のミス、修正液の使用、書物選定の3つを取り上げました。もちろんこの3点がどの程度私の不合格判定要素を占めているのか、はたまた全く関係がないのか分かりません。今思えば「論文の書き方ミス」が一番致命的で、最良の選択肢はまた新しく出願書類を取り寄せて書き直すべきだったのではないか、せめて修正液で直すべきだったのではないか、と後悔しています。

 何かの参考になりましたら幸いです。私は今秋慶應通信にチャレンジし直すか、別のことに挑戦するか、気持ちの整理をつけてからじっくり考えてようと思います。

(追記1.それぞれの問題に関する不合格理由の考察は以下の記事をご覧ください)

 1) 志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。

 2) 自分の学びたい学問領域に関わる書物を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、あなた自身の視点から詳しく論評しなさい。

 3) なぜ慶応義塾大学の通信教育課程を選んだのかについて述べなさい。

(追記2.結果的に私は半年後の2021年10月入学で無事に慶應通信 文学部第2類(史学)に希望通り合格しました。問題の改善点は以下の記事に書きとめています)

 1) 志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、「過去の学習経験」、「将来の展望」のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。

 2) 自分の学びたい学問領域に関わる書物を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、あなた自身の視点から詳しく論評しなさい。

 3) なぜ慶応義塾大学の通信教育課程を選んだのかについて述べなさい。

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