K-1.21年4月入学を目指して慶應通信に出願しました

K.慶応義塾大学 通信教育課程

 2021年4月1日入学を目指して先日出願書類を書留郵便で提出しました。

 まさか合否には影響しないとは思いますけれども、万が一にでもブログがきっかけで不合格になりますと大変に悲しいので、見る人が見れば個人を特定できる詳細情報は合否判定後に掲載します。

 今回は出願準備について書き留めます。慶應義塾大学 通信教育課程に出願するには「出願する書類を取り寄せて、その書類に必要事項を記入し、郵便局から簡易書留で送る」だけです。慶應義塾大学 通信教育課程には選抜試験はありません。書類選考のみです。なお、選考用の書類を作成するためには書籍を1冊以上読まなくてはいけません。

出願用の書類を取り寄せる

 終わってしまったキャンペーンですけれども、慶應義塾大学 通信教育課程のWebサイト中「入学案内・学費 > 入試説明会情報」へ入り、Web入学説明会を動画で見てアンケートに答えると入学案内を無料で入手することができました。20年11月中旬頃からキャンペーンをしていたと記憶しています。この入学案内の中に出願用の書類も入っています。通常、入学案内は慶應義塾大学 通信教育課程のWebサイトからとり寄せます。この取り寄せに1,000円前後かかりますので、無料で入学案内と出願用書類を入手できたことはラッキーでした。

出願の準備をする

 私は「学士入学」の出願者です。特に手がかかった作業は以下の2点でした。

  • 母校から「卒業証明書」と「成績証明書」を取り寄せる
  • 志望理由書を書く

 最初の証明書取り寄せは母校がネット申請に対応していたので、作業自体は楽に済みました。母校に感謝です。しかしながら手続き開始から証明書入手の過程、大学側で「申請者は間違いなく当校の卒業生か?」という確認作業が必要であったため、3週間程度の期間がかかりました。慶應義塾大学 通信教育課程への出願を決めているのであればこの証明書は前もって準備をしておくことを強くおすすめいたします。ただし、卒業、成績、どちらの証明書も「3か月以内に発行されたもの」である必要があります。4月入学であれば年明け早々に発行されるよう、前年12月中~下旬に準備を開始されると良いでしょう。

 次の志望理由書は冒頭から触れています「出願用の書類」の1つです。出願用の書類は以下の3つで構成されています。

  • 入学志願書    (学歴や保証人のサインを記入するもの)
  • 志願者情報カード (住所や勤務先の個人情報と志望学部を記入するもの)
  • 志望理由書    (書類選考の最重要項目で3つのテーマについて自筆で記入するもの)

 「入学志願書」、「志願者情報カード」も(え~っと中学を卒業したのは何年だっけ?)と調べたり保証人に頼んだりとそれなりに面倒ですけれども、書類の指示に従って丁寧に書けば特に悩むところはありません。入学志願書と志願者情報カードは切り取り線で切り離すことができますけれども、私は切らない状態で出願しました。

 手がかかるのは「志望理由書」です。慶應義塾大学 通信教育課程は英語、国語などの入学試験はありません。代わりにこの志望理由書で書類選考を受けることになります。志望理由書は以下の3つのテーマについて自筆で記入する必要があります。

1)志望した学部・類で何を学ぼうとしているのか、①過去の学習体験、②将来の展望、のいずれにも触れながら、具体的に述べなさい。(720字以内)

2)自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自分の視点から詳しく論評しなさい。(720字以内)

3)なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。(150字以内)

 この志望理由書の詳細は合否判定後に別記事で自身の振り返りを含めて取り上げます。今回は簡単に書き終わった時の感想だけを述べます。

1)は「過去の学習体験」と「将来の展望」の両方を記載する必要があります。私はこの両者を上手くつなげることにとても苦労しました。案は2点考えました。

  • 過去にこんな学習をした、「そしてその経験を元に」、慶應通信での学びを経て、さらに将来飛躍したい
  • 過去にこんな学習をした、「しかしその経験は置いて」、慶應通信での学びを経て、将来は別の方向を目指したい。

 どちらを採用するのかとても迷ったのですけれども、自分の本心に従って後者の「しかしその経験は置いて」を採用しました。迷った理由は「そしてその経験を元に」の方が過去の実績~慶應通信での学び~将来の夢と過去から一貫して自分は同じ方向に向かって前向きに人生を進んでいると伝えられるので、試験官に良い印象を与えるのではないか、と思ったからです。しかしこの「そしてその経験を元に」型は個々の話は真実と言えど、この志望理由書向けにいささか強引に作り上げたものであったため、無理に話をこじつけたという印象を常に自分の内に抱え続ける感じが抜けませんでした。(本音でぶつかろう)と思いました結果、「しかしその経験は置いておいて」側を選択しました。

 2)はそもそも大学で学び直そうと私が思ったきっかけとなる書籍があったので、書籍の選択は楽にクリアできました。指示にわざわざ「概要を簡単にまとめた上で」と断りが入っているので、「概要:論評=1:2」程度の比率を目指しましたものの、どうしても章タイトルを入れて内容を説明していると概要を短くできず、「概要:論評=2:1」と逆の比率になりました。概要のところに私なりの解釈を入れたので(ここも含めれば論評と言えなくもないかな?)と思い、そのまま出願しましたけれども、振り返れば(自分勝手な解釈をしてしまってかもしれない)と後悔しています。もし今回不合格の場合は恐らくこの書籍論評が低評価だったためだろう、と思っています。

 3)は「慶應義塾大学を選んだ理由」と「通信教育課程を選んだ理由」の2点を入れました。1)と異なり、2点に因果関係などの関係づけはせず、箇条書きのような感じでそれぞれ、「XXだから慶應。△△だから通信。」という書き方をしました。これも一貫したストーリーにした方が良かったかな、と振り返れば反省することしきりです。

出願書類提出完了までにかかった費用

 以下、合計で12,000円程度です。

  • 約1,200円 … 母校から証明書を取り寄せる
  • 10,000円 … 選考料(三井住友銀行の窓口で振り込みました所、手数料は0円でした)
  •   800円 … 証明写真(街中にあるスピード写真機を使いました)
  •   520円 … 出願書類郵送料(定形外郵便物+簡易書留) 

何かの参考になりましたら幸いです。私自身は発表をドキドキして待っています。

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