K-56.慶應通信、入学後27ヶ月目(必修外国語科目の単位取得に必要な英語力は?)

K.慶応義塾大学 通信教育課程

 慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)卒業を目指し、その学びを書きとめる当ブログ、今回の記事は慶應通信の必修外国語科目の単位取得に必要な英語力とは?、の書きとめです。

本記事は、

  • 慶應通信の必修外国語科目の単位取得に必要な英語力は●●だ
  • 私の慶應通信英語科目、単位取得体験
  • まとめ、そして入学後24~25ヶ月目の振りかえり&26ヶ月目のToDo

の3本を書きとめて参ります。

 私は慶應通信 文学部 第2類(史学)で学ぶ40代中年オヤジ。平日はサラリーマン、休日は大学生。人の倍の人生を楽しんでいます。

 2023年秋期スクーリングで『ライティング』の単位を取得することができました。これで私は慶應通信を卒業するために必要な必修外国語科目が8単位全て揃いました。

 今回の書きとめは、個人的に感じた慶應通信を卒業するために必要な英語力はどの程度か、です。

 以下、子どもの頃からずっと日本国内で過ごし、日本で大学受験をして、サラリーマンになって20年前後を過ごした私個人の経験に基づく意見である点にはご注意ください。

慶應通信の必修外国語科目の単位取得に必要な英語力は●●だ

 最初に結論を言うと、慶應通信の卒業に必要な英語力は「高校卒業レベル」であると私は考えます。

 TOEICで言うと500~600点くらいだと思います。

 英検、、、を私を受けたことはありませんが、2級くらいのようです。

 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会のWebサイトを拝見しますと、2022年度のTOEIC平均スコアが608点、とあります。TOEIC受験者の平均水準にいれば慶應通信で英語の単位取得が可能だろう、ということです。

 サラリーマンの私が出会う限り、慶應義塾大学や早稲田大学の通学課程を2020年前後くらいに卒業された方々のTOEICスコアは、軒並み800点以上です。こう考えますと、慶應通信を卒業するためだけであれば、求められる英語力は通学課程よりも、はるかに低い水準でよいのだろうと思われます。

 章をあらためて、慶應通信Webサイトのシラバスを元に私の実体験を書きとめて参ります。

 

私の慶應通信英語科目、単位取得体験

 私は以下の順番に外国語必修科目(英語)の単位を取得しました。

  • 英語Ⅱ   (テキスト)       … 2022年7月~2022年10月  
  • リーディング(放送英語)       … 2022年4月~2023年1月
  • 英語Ⅰ   (テキスト)       … 2022年11月~2023年1月
  • 英語Ⅶ   (テキスト)       … 2022年9月~2023年4月
  • ライティング(秋期週末スクーリング) … 2023年9~11月

 期間は「レポート作成or授業開始準備を始めた時期から科目試験受験まで」です。上記期間は常時勉強していたわけではありません。

 それでも一番早く手をつけた、「リーディング」の2022年4月から、先々月の「ライティング」を受講した2023年10月までの約1年半、断続的ではありながらも、日々英語を勉強していました。

 おかげでTOEICスコアは、1年半前は600~650点程度でしたけれども、現在は700点超まで伸びています。しゃべれるようになりたいですねぇ、英語(何度も何度も挫折しております)

 簡単に各科目の感想を書きとめておきます。

リーディング

 今はなくなりました、「放送授業」という授業形態でした。4月から12月まで、毎週30分程度の講義が配信されます(音声のみで映像なし)。

 この授業は本当に良かったです。無くなったのがとても残念です。良かった点を書きとめます。

  • 毎週30分だけなのでそんなに負担なく続けることができる。
  • 8ヶ月におよぶ期間、毎週少しずつながら英語に触れ続けることができる。
  • 有名な短編小説を集めたテキストは各話とも面白く、読んでいて飽きない。
  • 少しだけ英文学の知識も手に入る。
  • 英語に対する興味が再燃するきっかけになった(その後すぐに英語Ⅱ・Ⅶ・Ⅰに着手)。
  • 単位取得の喜びを知り、専門教育科目のレポート作成に対する意欲も高まった。

 また受講したいくらいです。とは言え、ビジネス英語しか勉強してこなかった私にはなじみのない単語・表現に当時は苦戦しました。その様子はこちらの記事をご参考にしてください。

『英語Ⅱ』

 英文法と英作文です。

 私はTOEICの点数のわりに、英文法はそこそこ出来るので比較的楽に単位が取得できました。

『英語Ⅰ』

 こちらも英文法です。『英語Ⅱ』と言っていることが変わりますが、自分の英文法がいかに曖昧な理解だったかを思い知らされました。数百の例文を単語帳に書き写し、毎日せっせと暗記に励みました。

 2023年10月の『ライティング』受講時、テキストのあまりの難しさに再度『英語Ⅰ』で作った単語帳を取り出し、見直しましたものの、3分の1も記憶に残っておらずショックでした。

 とはいえ、この授業では「英文の構造を理解する → 英文を暗記する → 単語を言い換えて表現する → 英語で会話する」ことの喜びを初めて知りました。

『英語Ⅶ』

 一転して長文読解です。100頁まではいかないですが、それでも数十ページの英文を読みます。

 これだけの長文を英語で読んだ経験は初めてでした。それだけに読み切った後は(自分でもコツコツやれば英文を読めるんだ)という自信につながりました。

 単位取得後、図書館で専門教育科目の参考文献を借りる際に、ついでにラダーシリーズというIBCパブリッシング社が刊行する英文多読用小説を借りて読むようになりました。

『ライティング』

 テキストの『British News Update 4 映像で学ぶ イギリスの公共放送の最新ニュース4』Timothy Knowlesほか 金星堂 2022、がハイレベルすぎて、予習段階で驚愕しました。

 全15ユニット、講義開始前に9ユニットを予習しておき、残りは講義期間中になんとか予習して乗り切りました。もっとも、講義自体はかなり平易に進めて下さったので助かりましたが、予習をしておくことでテキスト内の知らない単語を事前に暗記しておいたことは、語学力向上に役立ったと思います。

 この科目が唯一スクーリング授業でしたので、初めて同じ慶應通信で学ぶ人々と出会ったことも貴重な経験でした。(色んな人が色んな動機を持ってこの場所に集まっているんだなぁ)と実感しました。

 

まとめ、そして入学後24~26ヶ月目の振りかえり&27ヶ月目のToDo

 まとめます。

  • 私は1年半かけて、必修外国語科目(英語)8単位を取得しました。
  • TOEIC 600~700点レベルの私が(そこそこ苦労したけれども、無理なく単位を取得できた)、という実体験から、慶應通信を卒業するために必要な、必修外国語科目(英語)8単位を取得するために最低限必要な英語力は「高校卒業レベル(TOEIC 600点程度)」だと考えます。

最後は恒例の「ここ最近の私の学習状況」と「直近のToDoリスト」を書きとめてまいります。

●入学後24~26ヶ月目の振りかえり

  • 『東洋史概説Ⅰ』の試験対策   … 無事に単位を取得できました
  • 『英語(ライティング)』受講  … 無事に単位を取得できました
  • 『地理学Ⅱ』のレポート提出   … レポート提出済です
  • 『西洋史特殊』受講(メディア授業) … 全講義受講し、レポート・小テストも提出しました

●入学後27ヶ月目のToDo

  • 『地理学Ⅱ』の試験対策
  • 『西洋史特殊』の試験対策
  • 『西洋史概説Ⅱ』のレポート提出
  • 『新・オリエント考古学』のレポート提出

 年末年始の休暇を利用し、なんとかレポート2本を仕上げたいと思います。

 卒業までに取得が必要な単位 … 残り58

 何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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