K-39.慶應通信、史学概論(その7:科目試験不合格&失敗の軌跡振りかえり)

K.慶応義塾大学 通信教育課程

 慶應義塾大学 通信教育課程(以下、「慶應通信」)卒業を目指し、その学びを書きとめる当ブログ、今回の記事は失敗続きの入学一年目を振りかえる、の書きとめです。

本記事の書きとめは、

  • 入学後1年の振りかえり(前編…2021年10月~2022年3月)
  • 入学後1年の振りかえり(後編…2022年4月~8月)
  • 振りかえりの総括

の3本です。

 慶應通信では年4回、科目試験の受験機会があります。実施時期は4月、7月、10月、1月です。

 2021年10月入学の私は、2022年7月が初めての科目試験受験経験でした。もっとも2022年7月の科目試験は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、代替レポートが課されました。大学キャンパスに足を運んで試験を受けることなく、家でレポートを作成・提出して合格すれば単位を取得できます。

 2022年7月の科目試験において、私の受験対象科目は「史学概論」と「西洋史概説」の2科目でした。この内、「西洋史概説」は代替レポートが提出できずに散っています。

 科目試験前に合格しているレポートや小テストに加え、この科目試験代替レポートの結果により、合格(S、A、B、Cの4段階評価) or 不合格(D)が決まります。

 「史学概論」の代替レポートは自信満々の出来でした。

 慶應通信から「試験結果の通知を発送した」旨の連絡を受け取った際、

 (もしかして評価は”S”かもー。最初の単位取得が S なら次からプレッシャーだなー)

 などと幸せな気分でおりました。

 結果はD

 つまり、「史学概論」の結果も不合格でした。

 この結果を知った日が2022年8月25日(木)、このブログを書いているのが3日後の8月28日。実は内心まだボーゼンとしております(笑) (もしかしてS評価かもー、などとうぬぼれていた過去の自分に説教をしにいきたい気持ちがいっぱいです)

 

入学後1年間の振りかえり(前編…2021年10月~2022年3月)

 さっそくざっくりと振り返りを書きとめてまいります。記事にしている話はリンクをつけています。もしご興味があればぜひ関係する記事もご覧ください。

2021年10~12月 … 何一つ進まない3ヵ月間

 この頃は(年内に「東洋史概説Ⅰ」のレポートを書きたいなぁ)と思っていました。しかし、実態は思っただけに終わりました。レポート課題の難易度が当時の私には高いように感じられたため、学ぶ科目を変更します。

2022年1~3月 … 初めてのレポート提出と不合格

 自信を持って提出した「史学概論」のレポートがまさかの不合格。

 入学後半年が経って提出レポートはわずかに1本だけ。

 一生懸命にテキストと参考文献を読んでいるだけではレポートを全く書けないことにようやく気がつきました。

 そして何よりこのころから、「テキストや参考文献を読んだ直後は理解した気になっているけれども、日が経つと共にどんどん忘れていく」という事実にも気づきます。それでも何の工夫もなく、平日の通勤電車内と土日祝日をつかい、ひたすらテキストと参考文献を読む日々を続けます。

 

入学後1年の振りかえり(後編…2022年4月~8月)

2022年4~6月 … メディア授業・放送授業体験&初めてのレポート合格

 振り返るとこの3ヵ月は入学後、次々と新しい体験をして充実した日々でした。

  はじめてのレポート再提出。

  はじめてのレポート合格。

  はじめてのメディア授業受講。

  はじめての放送授業受講。

  はじめての科目試験。

 振りかえりますと、気分的には入学後もっとも楽しめた時期でした。一方でメディア授業・放送授業と「史学概論」のレポート再提出に追われ、それ以外は何もできていませんでした。(このペースで卒業に必要な単位を揃えられるのか?)と焦る気持ちも大きくなります。

2022年7~8月 … 科目試験失敗、レポート作成もできず時間ばかり過ぎる日々

  • 2022年7月上旬 … 「史学概論」の科目試験代替レポートを提出する。「西洋史概説」は科目試験代替レポートは出しそこない単位未取得が確定する。 
  • 2022年7月中旬 … メディア授業「西洋史概説」の単位は落としたものの、学んだ内容が活かせるテキスト科目「西洋史概説Ⅰ」のレポート作成に取り組む。
  • 2022年8月上旬 … 語学の単位を早めに取得しておかなければ後々卒業の足を引っ張りかねないと危惧したため、「英語Ⅱ」のテキストに取り組み始める
  • 2022年8月中旬 … 「英語Ⅱ」のテキストは3周読了。「西洋史概説Ⅰ」は後回しになり秋期メディア授業「イギリス文学」と「図書館・情報学」のテキストを読む。
  • 2022年8月下旬 … 「史学概論」の科目試験代替レポート結果が不合格だと分かる。

 正確には入学して1年まで、来月9月の1ヶ月が残っています。しかし、次の科目試験は10月です。入学後1年がたち、私は1単位も取得できなかったことが確定しています。

 2022年10月の科目試験受験資格を得るためのレポート提出〆切も間もなく訪れます。私は「史学概論」に再挑戦します。レポート提出が間に合わず、「史学概論」以外の科目は受験できそうにありません。

振りかえりの総括

 良かったことと悪かったことに分けて書きとめます。

良かったこと

  • 慶應通信での学びをほぼ一通り実践できた。具体的には、テキスト・メディア・放送の各事業の学び方、レポート作成&再作成、科目試験(代替レポートのみ)。
  • 卒業までにやるべきことは卒業論文をのぞいて理解できている。

悪かったこと

  • 単位を一つも取得できていない。
  • レポートを4回しか提出できていない。具体的には、「史学概論」のレポートとレポート修正、「メディア授業 西洋史概説」、「放送授業 リーディング(英語)」。「史学概論」の修正は内容を大きく変えていないのでテーマとしては1つ。
  • (ここまでの記事に書いていませんけれども)週末に学びを進めていない日も3割くらいはあった。
  • (同じく記事に書いていませんけれども)通勤電車でも疲れてスマホを触ってしまうことが多くあり、また読書しても全く頭に入ってこない日も数多くありました。

 悪かったことを4つ下記連ねました。

 しかし単位を取得できないのは科目試験に合格しないからです。

 科目試験に合格しないのは1回しか挑戦していないからです。

 科目試験に1回しか挑戦できないのは、科目試験受験資格を得るためのレポート作成量が少ないためです。

 よって問題の根本は「なぜレポートが書けないのか?」になります。

 2022年1月元旦、「毎月1本レポート作成」を目標にしました。実際には8月までに4本しか書けていませんので、達成率は50%です。と言いましても4本中1本は「史学概論」レポートの修正なので実質3本です。また、「西洋史概説」と「リーディング」のレポートは2つで「史学概論」レポート作成くらいの作業量でしたので、私の感覚ではレポート作成は2022年1~8月の8ヶ月間で実質2本、達成率25%です。

 学士入学の私は卒業までに88単位必要です。最短2年半で卒業できる学士入学生が最短卒業を目指す際、月に1本のレポート作成では進捗が遅いです。月2本くらいのペースでレポート作成をこなし、科目試験に合格し続ける必要があります。私は5年卒業プラン(2026年9月卒業)を立てて、いきなり最初の1年を棒に振っている状態です。

 それにしてもなぜレポートが書けないのか。

 2022年1月の「毎月1本レポート作成」は、入学後3ヵ月の2021年10~12月を振りかえった上で目標を立てています。

 2022年1月当時のレポートを書けない考察と対策は次の通りです。

  • 基礎知識不足でレポート課題を理解するための勉強に時間がかかる。しかしレポート作成のためには通らざるを得ない作業なので引き続き地道に取り組む。
  • Kindle学習では頭に入り辛い。紙媒体をもっと活用する。
  • 読んだ本の内容が頭に残らない。しっかりメモをとって読む。

 上記の悪かったことを加えますと、レポート作成に向けた取り組みを休日・通勤電車で先延ばししている私の姿が浮かびます。

 また、学びの過程でもレポート作成に取り組まず、基礎知識習得ばかりに時間を費やしています。

 結局のところ、今の私にはレポート作成がとてつもなく大きな課題であるために、勉強機会からなるべく逃れようとする、勉強機会を作ってもレポート作成から逃げている、という状態です。これでレポートが作成できるわけがありません。

 さらに悪いことに、私はテキスト科目に絞っても入学以来「東洋史概説Ⅰ」、「史学概論」、「日本史概説Ⅰ」、「西洋史概説」とコロコロ学ぶ科目を変えて、レポート作成から逃げている現状もあります。

 自分が歴史学に関する基礎知識を持っていない点はとても気になることは確かです。

 しかし、例えば日本史の内容を完璧に理解してからレポートに取り組む、では日本史の単位取得だけで慶應通信 最大在籍可能期間である12年間が過ぎそうです。

 常にレポート作成を意識した学びに切り替える

 2022年も残り4ヶ月(9~12月)。せめてこの期間は年初目標である「毎月1本レポート作成」達成を目指します。 

 卒業までに取得が必要な単位 … 残り84 (入学後に取得した単位はゼロです)

 何かの参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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